ろう者による初の闘病記が完成!

ろう者による初の対談形式・闘病記。
ろう者が医療サービスを受ける際の困り事、医療通訳の現状と課題などを浮き彫りにします。
ろう者、医療従事者必読の書です。

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「医療従事者はマスクを外して話してほしい」
「手術室にも通訳を入れたい」
「健聴者とくらべて情報収集ができない」。
ろう者が病気に罹った時、さまざまな問題点が浮かび上がってきます。
本書は、実際に乳がんに罹ったろうの患者であるお二人をお迎えし、さらにそれぞれの通訳者も交え、医療現場において、ろうの患者が遭遇するさまざまな不具合や、医療通訳の重要性などについて語られています。
今まであまり注目されてこなかったろう者の闘病のあり方についてクローズアップし、当事者だけでなく、医療従事者や通訳者にとっても参考となる内容です。
加えて、市立伊丹病院作成の「聴覚障がい者来院時の対応マニュアル」なども添付。
ろうの患者がより良い医療サービスを受けるためにはどうすべきか、多角的に検証された画期的な書となっています。

■体裁:A5判、本文92頁、ブックレットタイプ
■定価:本体1,200円+税  
ISBN978-4-86372-103-6



ろう者のがん闘病体験談
星湖舎
2019-02-04
川淵一江、江木洋子、寺嶋久枝、寺嶋幸司

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